9日、海南省陵水リー族自治県分界洲島の近海でウミガメを放流するボランティア。(陵水=新華社記者/張麗蕓)
【新華社海口8月10日】中国海南省陵水リー族自治県分界洲島の近海で9日、「2020年南中国海ウミガメ放流活動」が行われ、ウミガメ99匹が放された。
99匹は誤って捕獲されたり、浅瀬に打ち上げられたりして保護された個体、法執行機関が没収した個体に大別され、いずれも専門機関による適切な処置や治療、野生化訓練を受けており、野外で生きる能力を備えている。うち10匹には追跡用チップが取り付けられ、移動経路を追跡することでウミガメの習性、生息環境の研究に役立てられる。