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徐氏一派が百年伝承する古琴の調べ 浙江省
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2020-07-27 19:26:35 | 新華社 | 編集: 张一

21日、浙江省湖州市徳清県の「浙派徐門琴館」で、琴の仲間に修理中の唐琴(とうきん)について説明する徐君勝氏(右)。(杭州=新華社記者/翁忻暘)

【新華社杭州7月27日】中国の伝統楽器、古琴(こきん)の流派「浙派古琴」は南宋時代に起こり、清代に衰退したが、近代に徐元白(じょ・げんぱく)をはじめとする古琴奏者により復興を遂げた。「浙派徐門」は徐元白から徐匡華(じょ・きょうか)、徐君勝(じょ・くんしょう)・君躍(くんやく)兄弟まで三代にわたり、百年間伝えられてきた。すでに70歳近くになった徐君勝氏は1970年代に琴の製作を開始した。現在は浙江省湖州市徳清県で工房を開き、琴の修理や製作を手掛けている。弟の徐君躍氏は浙派古琴の代表的な伝承者で、同省杭州市内の3階建ての建物で音楽家協会「西湖琴社」を主宰し、作曲、演奏、教育、執筆を通じて浙派古琴の発展に尽力している。

浙派古琴は、中国における古琴の重要な流派の一つとして、2008年に国務院が発表した第1次国家級無形文化遺産リストの拡大項目に登録された。

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徐氏一派が百年伝承する古琴の調べ 浙江省

新華網日本語 2020-07-27 19:26:35

21日、浙江省湖州市徳清県の「浙派徐門琴館」で、琴の仲間に修理中の唐琴(とうきん)について説明する徐君勝氏(右)。(杭州=新華社記者/翁忻暘)

【新華社杭州7月27日】中国の伝統楽器、古琴(こきん)の流派「浙派古琴」は南宋時代に起こり、清代に衰退したが、近代に徐元白(じょ・げんぱく)をはじめとする古琴奏者により復興を遂げた。「浙派徐門」は徐元白から徐匡華(じょ・きょうか)、徐君勝(じょ・くんしょう)・君躍(くんやく)兄弟まで三代にわたり、百年間伝えられてきた。すでに70歳近くになった徐君勝氏は1970年代に琴の製作を開始した。現在は浙江省湖州市徳清県で工房を開き、琴の修理や製作を手掛けている。弟の徐君躍氏は浙派古琴の代表的な伝承者で、同省杭州市内の3階建ての建物で音楽家協会「西湖琴社」を主宰し、作曲、演奏、教育、執筆を通じて浙派古琴の発展に尽力している。

浙派古琴は、中国における古琴の重要な流派の一つとして、2008年に国務院が発表した第1次国家級無形文化遺産リストの拡大項目に登録された。

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