21日、格庫鉄道の新疆区間でレールの最終敷設作業を行う中鉄一局集団の施工スタッフ。(チャルクリク=新華社記者/丁磊)
【新華社ウルムチ7月22日】中国新疆ウイグル自治区と青海省の境にあるアルチン(阿爾金)山で21日、建設が進む格庫鉄道の新疆区間で最後のレール敷設作業が完了し、同鉄道の全線が1本のレールで結ばれた。同鉄道は年内の全線開業に向け大きく進展した。中国国家重点プロジェクトの同鉄道は全長約1213・7キロ。青海省ゴルムド(格爾木)市から崑崙山北麓、ツァイダム(柴達木)盆地南縁に沿って西に向かい、アルチン山を越えて新疆ウイグル自治区チャルクリク(若羌)県、ロプノール(尉犁)県を経て、コルラ(庫爾勒)市に至る。