5日、四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で、ジャイアントパンダのアイリーが生んだ赤ちゃん。(成都=新華社配信)
【新華社成都6月12日】中国四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地でこのほど、体重219グラムの丸々と太った雌のパンダの赤ちゃんが誕生した。同施設で生まれたパンダの赤ちゃんとしては、体重が最も重いとみられる。
母親の「艾莉(アイリー)」は5日午後1時6分に出産。同施設の専門家は、「この赤ちゃんは強くて健康だ。生まれた直後に母乳を6グラム飲んだ。平均的な新生獣が飲む量よりもはるかに多い」と話した。
同施設では同日、ジャイアントパンダの「園潤(ユェンルン)」も体重172・6グラムの雌の赤ちゃんを出産した。
専門家らによると、2頭のパンダの赤ちゃんとその母親たちの健康状態は良好だという。