【新華社ウルムチ6月11日】中国新疆ウイグル自治区のジュンガル盆地東部に位置するカラマイリ山有蹄類野生動物自然保護区は、モウコノウマ、アジアノロバ、コウジョウセンガゼルなど絶滅の危機にある希少な野生有蹄類などの保護を目的として設立された。保護区内にはモウコノウマなど国家1級重点保護動物9種、コウジョウセンガゼルなど国家2級重点保護動物29種が生息している。中国の標高の低い荒漠(こうばく)地域では珍しい大型有蹄類野生動物自然保護区で、他に例のない生態的地位や種の多様性を備えており、乾燥地帯の遺伝子保護、生態、科学研究において高い価値を持つ。