23日、イスラエル・テルアビブで、姿を現したシールド機「復興号」。(エルサレム=新華社配信)
【新華社エルサレム2月25日】中国中鉄隧道局が設計、施工を請け負ったイスラエルのテルアビブ・ライトレール(LRT)・レッドラインの9本のシールドトンネルが23日、すべて貫通した。
同局イスラエル支社の古宗華(こ・そうか)総経理は新華社記者に対し、イスラエルの軌道交通史上初となる地下軌道交通のすべてのトンネルが無事貫通したと語った。
同ラインはテルアビブの軌道交通計画のうち、初めてのLRT路線で全長23・5キロ。人口が最も密集し、交通量が最も多い都市中心部を通る。2021年末の開通と運用を予定している。