19日、スーパーコンピュータ大手の曙光信息産業(中科曙光)天津産業基地の生産ラインで、サーバーを組み立てる従業員。(天津=新華社記者/周潤健)
【新華社天津2月25日】中国天津市はここ数日、企業の段階的な生産・操業再開を着実かつ秩序的に推し進めることで、新型コロナウイルスによる肺炎の感染予防・抑制と経済社会の発展という「二つの闘いへの勝利」を統一的に進めている。これまでに生産を再開した同市の一定規模(年商2千万元)以上の工業企業は千社近くにのぼる。
新型肺炎の感染が拡大する中、同市は企業の迅速で段階的な生産・操業再開を後押しするため、インターネットプラットフォームを開設。企業の生産・操業再開の届出に必要な処理手続きを全てオンラインで迅速に行えるようにした。また、「一企業一対策」の原則に基づき、各種企業が関連の防疫措置を厳密に制定し、厳格に実行するよう指導していく。