14日、退院する女児とその家族を見送る看護師長。(北京=新華社配信/彭子洋)
【新華社北京2月16日】新型コロナウイルスによる肺炎に感染した生後9カ月の女の子が14日午前、母親と姉と共に中国北京市の地壇医院を退院した。
一家6人は1月20日に湖北省武漢市から北京に到着。ホテルに入ってから父親が高熱を出し、翌日には新型コロナウイルス肺炎と確定診断され、北京市の指定医療機関に入院した。25日には女児も最高で38・8度の高熱を出し、新型コロナウイルス肺炎の感染を確認。母親と共に26日に北京地壇医院に搬送されて治療を受けた。さらに女児の姉も感染が確認され、2月1日に同じ病室に入院した。
父親が少し前に退院しており、専門医療スタッフの手厚いケアの下、女児と母親、姉も退院基準を満たしたことで、今回の退院となった。