12日、2次元バーコードをスキャンする乗客。(西安=新華社記者/劉瀟)
【新華社西安2月15日】新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に対応するため、中国陝西省西安市タクシー集団の社員がこのほど、運転手と乗客間の交差感染を防ぐため、タクシー用の「セーフティーコックピット」を製作した。この「セーフティーコックピット」は透明なプラスチックフィルムとU字形のワイヤーでできている。プラスチックフィルムが車のフロント部分全体を包み込むようなつくりになっているため、前部座席と後部座席が区切られるが、会話や2次元バーコードの使用および視界は影響を受けない。この「セーフティーコックピット」は設置しやすく、コストも安いことから、同市内を走るタクシーの車内に順次無償で取り付けられるという。