22日、審査に参加する「昆勲」。(昆明=新華社記者/江文耀)
【新華社昆明8月24日】中国初のクローン警察犬「昆勲(クンフン)」が22日、雲南省昆明市にある訓練基地での「職業訓練」を終え、審査にも合格、無事に入隊を果たした。「昆勲」は昨年12月に北京で生まれ、生後3カ月から昆明の警察犬基地でトレーニングを受けてきた。現在はすでに任務遂行に必要な能力を身に付けている。「昆勲」は雌の昆明犬(クンミング・ウルフドッグ)。体細胞ドナー犬「化煌馬(ホアホアンマ)」はその卓越した実践能力が評価され、公安部の「1級功労犬」に選ばれている。第三者機関の血縁鑑定では、クローン犬「昆勲」と体細胞ドナー犬「化煌馬」のDNAには99・9%以上の相同性があることが確認され、両者に同一性の関係があることが証明された。