12日、受賞の感想を述べる「阿璞」のデザインチーム代表、王天石(おう・てんせき)さん。(北京=新華社記者/才揚)
【新華社北京6月16日】中国北京市で12日、「中国ジャイアントパンダ国際イメージデザインコンペ」の選考結果が発表され、最も高い得票率を得た「阿璞(アプー)」が基礎イメージに選ばれた。阿璞は今後、映画や文化クリエーティブグッズ、国際交流イベントのキャラクターとして幅広く活用され、中華文化の普及を促進させる役割を担う。
同コンペは五洲伝播センターと中国ジャイアントパンダ保護研究センターの共催で、今年2月にインターネット上で募集を開始。22カ国から2023点の優れた作品が集まった。専門家による検討や参加者の実地取材、ネットユーザーの投票を経て、国内外の権威ある専門家から成る審査委員会が、芸術性と文化的要素を持ち、国際的で元気いっぱいの中国のジャイアントパンダの基礎イメージを選出した。