13日、オルドス湿地で撮影したゴビズキンカモメと他の渡り鳥。(オルドス=新華社記者/劉磊)
【新華社オルドス4月18日】中国内モンゴル自治区のオルドス湿地にこのほど、約800羽のゴビズキンカモメが飛来し、13年ぶりの大規模な「帰還」を果たした。今回の飛来は、同湿地が継続的に整備され、基本的な生態機能を回復したことを示している。ゴビズキンカモメは世界的に絶滅が危惧されており、中国では国家1級保護動物に指定されている。オルドス湿地では、湖面が縮小し湖の島が消失したことで、2006年から、巣を作って繁殖するゴビズキンカモメがほとんどいなくなっていた。