保護区内の赤外線カメラに写ったジャイアントパンダ。(2018年10月31日撮影)(隴南=新華社配信)
【新華社隴南2月6日】中国甘粛省白水江国家級自然保護区でこのほど、2018年分の赤外線カメラ映像を整理していた際に、野生のジャイアントパンダ、ターキン、キンシコウなど複数種類の野生動物が頻繁に現れる映像が確認された。同保護区では昨年、赤外線カメラ700台を設置し、さまざまな野生動物の動画8350本以上、写真1万5800枚以上を撮影した。また、モニター映像の分析により、野生のパンダなど絶滅危惧種の活動状況や個体群の分布をほぼ把握し、野生動物の個体群が17年と比べ、着実に増加していることが分かった。