18日に撮影した武夷山市南源嶺村に立ち並ぶ民宿。(武夷山=新華社記者/魏培全)
【新華社福州1月24日】中国福建省北部の出身で「90後」(1990年代生まれの世代を指す)の夫婦、陳飛(ちん・ひ)さんと陳琳(ちん・りん)さんは、2017年11月に武夷山(ぶいざん)市南源嶺村でお茶文化と観光を組み合わせた特色ある民宿をオープンさせた。二人は民宿を経営しながら武夷岩茶(武夷山市で生産される青茶)を販売し、これまで世界中の観光客1万人近くを受け入れてきた。近年、武夷山市は大自然の風景を楽しむ「山水観光」や保養・レジャーをメインに、農村観光をベースとして、茶文化を特色とする観光産業のシステムを積極的に構築している。南源嶺村には現在、140軒の民宿があり、ベッド数は1800床余りで、2018年の茶文化観光の総収入は3575万元(1元=約16円)に達している。