中国の習近平国家主席は21日、北京の釣魚台国賓館でカンボジアのフン・セン首相と会見した。(北京=新華社記者/龐興雷)
【新華社北京1月22日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は21日、北京の釣魚台国賓館でカンボジアのフン・セン首相と会見した。
習近平主席は次のように指摘した。中国とカンボジアの関係は現在、新たな発展のチャンスを迎えている。中国はカンボジアと共に、両国の戦略的な運命共同体の構築を目標とし、協力の重点をさらに明確にし、発展の青写真を描き、両国関係を新たな段階に推し進めるよう努力していきたい。
習近平主席はまた、次のように強調した。両国は現在の基礎を踏まえ、政治、経済、安全、人文(人と文化)の4分野における協力を重点的に強化しなければならない。ハイレベルの往来を維持し、国政運営経験の交流を強化し、両国政府、立法機関、政党、地方交流を拡大し、国連や中国-東南アジア諸国連合(ASEAN)、瀾滄江(らんそうこう)・メコン川協力などのメカニズムの下での意思疎通や協力を深めなければならない。また、「一帯一路」構想とカンボジア発展戦略の連携を加速させ、文化や観光、文化遺産の保護・修復、青少年などの交流・協力を強化し、法執行や安全面での協力を深化させなければならない。
フン・セン首相は次のように表明した。カンボジアは中国の両国関係強化に関する重要な意見に賛成する。中国と共に「一帯一路」を構築し、民生や農業、貿易、投資、観光、インフラなどでの協力を強化し、人的・文化交流を促進していきたい。また、法執行や安全面での協力を強化し、国際・地域問題における意思疎通や協調を緊密に行い、双方の重大な懸念に関わる問題について引き続き理解し合い、支持し合っていきたい。
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