18日、中国科学院南京地質古生物研究所が開催した「南京花」研究成果発表会で「南京花」の復元図について説明する同研究所の傅強(ふ・きょう)副研究員。(南京=新華社記者/孫参)
【新華社南京12月20日】中国南京市の中国科学院南京地質古生物研究所を筆頭とする国際研究チームはこのほど、同市東郊外エリアで200個以上の古代の花の化石を発見した。研究によると、年代は今から少なくとも1億7400万年前で、これまで発見された中で最古の花の化石だという。この発見は被子植物の起源を約5千万年さかのぼらせるもので、研究者はこの花の化石を「南京花」と名付けた。関連の研究成果は18日に、ライフサイエンス分野で有名な学術雑誌「eLIFE」に掲載された。