中国の習近平国家主席は17日、職務報告のため北京を訪れた香港特別行政区の林鄭月娥行政長官と中南海で会見した。(北京=新華社記者/謝環馳)
【新華社北京12月18日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は17日午後、職務報告のため北京を訪れた香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官と北京・中南海の瀛台(えいだい)で会見した。
習近平氏は、林鄭氏がこの1年、香港特別行政区政府を率い「一国二制度」と香港基本法を断固として守り、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)建設や「一帯一路」共同建設に積極的に参加したことを評価し、次のように述べた。
国の改革開放のプロセスは、香港やマカオと内地が優位性を相互補完し共に発展する過程であり、「一国二制度」が科学的構想から実践の成功に至るまでの過程でもある。われわれは未来に向けて「一国二制度」を揺るぎなく堅持し、香港とマカオが国の発展の大局に融合し、新たな役割を担い、新たな発展を実現させ、新たな貢献を果たすことを支持していく。