
成都永陵の棺の台座に施されたレリーフ「永陵二十四伎楽」の一つ、笛を吹く女性。(1964年撮影)(成都=新華社配信/成都永陵博物館提供)
【新華社成都12月7日】中国四川省成都市の成都永陵博物館で1日、「永陵二十四伎楽‐音楽文化展」が開幕した。千年前の唐代に人びとから愛された音楽が「復活」を遂げた。
成都永陵は中国の五代十国時代に前蜀を建国した王建(おう・けん、847年~918年)の陵墓。1940年に発見された後、1942年に発掘が行われ、1990年には博物館が設立された。墓室を地下ではなく地上に設けたものとしては中国で現存する唯一の皇帝陵とされる。今年は永陵が造営されてから1100周年にあたる。永陵から出土した文化財の中では、王建の棺が安置されていた台座(棺床)に施された「二十四伎楽」のレリーフが最も有名で、この他にも墓室から発見された王建石刻坐像は、中国の歴代皇帝陵墓で見つかった唯一の皇帝の石像とされている。
成都永陵は中国の五代十国時代に前蜀を建国した王建(おう・けん、847年~918年)の陵墓。1940年に発見された後、1942年に発掘が行われ、1990年には博物館が設立された。墓室を地下ではなく地上に設けたものとしては中国で現存する唯一の皇帝陵とされる。今年は永陵が造営されてから1100周年にあたる。永陵から出土した文化財の中では、王建の棺が安置されていた台座(棺床)に施された「二十四伎楽」のレリーフが最も有名で、この他にも墓室から発見された王建石刻坐像は、中国の歴代皇帝陵墓で見つかった唯一の皇帝の石像とされている。
今回の展覧会では、成都永陵の「二十四伎楽」文化を体現した唐代の楽器や舞楽の衣装、永陵二十四伎楽の彩色図、中国画、詩集、視聴覚映像などが展示され、唐代の華やかな音楽や詩文を復元した内容となっている。
同展は12月1日から2019年6月18日まで開催される。(記者/童芳)












