李克強中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理・国家科学技術指導小組(グループ)組長は6日、北京で国家科学技術指導小組第1回全体会議を招集した。(北京=新華社記者/劉衛兵)
【新華社北京12月7日】李克強(り・こくきょう)中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理・国家科学技術指導小組(グループ)組長は6日、国家科学技術指導小組第1回全体会議を招集した。会議は、国の科学技術発展戦略の計画とイノベーション開放協力の促進を検討し、科学研究機関と研究者により多くの決定権を与える政策の実施を推進した。
李克強氏は次のように指摘した。世界は現在、新たな科学技術と産業変革への対応を迫られている。中国は経済の構造転換と高度化に向けた大事な時期を迎えており、チャンスや困難、試練に直面している。経済の革新力と競争力強化に立脚し、中国の持つ豊かな人力と人材資源、巨大な国内活用市場などの優位性を発揮させ、科学技術イノベーションの推進により一層力を入れ、質の高い成長を推し進めなければならない。
李克強氏はまた次のように語った。基礎研究は科学体系の源であり、長期的で安定した支援を行わなければならない。企業と社会の基礎研究への投資を導き、「硬科技」(ハード&コア・テクノロジー、Hard&Core Technology)の研究に焦点を当て、より多くの自主的成果の獲得に努めるべきだ。
李克強氏はさらに次のように述べた。科学技術体制の改革を深化させ、知的財産権の保護をさらに強めていく必要がある。良好なイノベーション環境を作り出し、規律と科学研究者を尊重し、生産力をさらに解放していかなければならない。
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