24日、ナイロビ‐マラバ標準軌鉄道プロジェクト第1期のンウゴングトンネル入り口。(小型無人機から)(ナイロビ=新華社記者/王騰)
【新華社ナイロビ9月27日】中国交通建設股份有限公司が建設を請け負ったケニアのナイロビ‐マラバ標準軌鉄道プロジェクト第1期のンゴング(Ngong)トンネルが24日、貫通した。現時点で東アフリカ最長の鉄道トンネルである全長約4・5キロの同トンネルの完成により同プロジェクトの第1期事業は飛躍的進展を遂げた。
ナイロビ‐マラバ鉄道はケニアが2008年に打ち出した長期発展計画「ビジョン2030」の主要プロジェクトで、モンバサ‐ナイロビ標準軌鉄道を北西に延伸する路線。起点は首都ナイロビで、終点は同国西部の国境の都市マラバ、本線の全長は487・5キロに達する。ナイロビ‐マラバ鉄道プロジェクトは3期に分けて実施され、第1期のナイロビ‐ナイバシャ区間の施工路線は全長約120・4キロで、施工計画に従って現在、順調に工事が進められている。