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トランプ米大統領、国連総会の演説でグローバリズム拒絶を表明
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-09-27 10:48:11 | 新華社 | 編集: 陳辰

(国际)(1)特朗普在联大演讲中称反对全球主义理念

25日、米ニューヨークの国連本部で行われた国連総会で、一般討論演説をするトランプ米大統領。(国連=新華社記者/李木子)

【新華社国連9月27日】トランプ米大統領は現地時間25日、第73回国連総会の一般討論演説で、大統領就任以来実行している「米国第一」政策を弁護し、グローバリズムを拒絶すると表明した。

トランプ氏は冒頭、就任から2年足らずの間に、大半の歴代政権よりも多くのことを成し遂げたと自賛。これには会場から笑いが起きた。

演説では、国連人権理事会や国際刑事裁判所(ICC)などの国際機関やイラン核合意などの多国間協定を批判。「選挙で選ばれず、責任も負わない世界の官僚機構に米国の主権を決して譲ることはない」と述べ、米国はグローバリズムを拒絶すると明言した。

対外援助については、米国が現在、厳格な審査を行っているとし、今後は「友好国」だけを支援していくと表明。他国が防衛支出で「公平な金額」を負担するよう望むと訴え、今後は国連の平和維持活動(PKO)予算の25%以下しか負担しないと述べた。

トランプ氏はさらに、イランやベネズエラなどの政府を批判。パレスチナ・イスラエル問題については、米国が「原則あるリアリズム政策」を実施すると述べた。

朝鮮半島問題では、朝鮮最高指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏との会談では大きな成果があったが、やるべきことはまだ多く残っていると表明。朝鮮半島の非核化が実現するまで朝鮮に対する制裁を維持すると明言した。

複数の米メディアの報道によると、トランプ氏の演説中、総会に出席した多くの代表者は首を横に振ったり、眉をひそめたりしていたという。トランプ氏は演説を終えると「形式的で冷ややかな拍手」の中、降壇した。

トランプ氏が国連総会の一般討論演説を行うのは、今回が就任後2回目。昨年9月19日に国連で初めて行った演説では、朝鮮とイランを糾弾した他、「米国第一」の理念を表明し、多くの出席者から疑問の声が上がった。

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新華網日本語

トランプ米大統領、国連総会の演説でグローバリズム拒絶を表明

新華網日本語 2018-09-27 10:48:11

(国际)(1)特朗普在联大演讲中称反对全球主义理念

25日、米ニューヨークの国連本部で行われた国連総会で、一般討論演説をするトランプ米大統領。(国連=新華社記者/李木子)

【新華社国連9月27日】トランプ米大統領は現地時間25日、第73回国連総会の一般討論演説で、大統領就任以来実行している「米国第一」政策を弁護し、グローバリズムを拒絶すると表明した。

トランプ氏は冒頭、就任から2年足らずの間に、大半の歴代政権よりも多くのことを成し遂げたと自賛。これには会場から笑いが起きた。

演説では、国連人権理事会や国際刑事裁判所(ICC)などの国際機関やイラン核合意などの多国間協定を批判。「選挙で選ばれず、責任も負わない世界の官僚機構に米国の主権を決して譲ることはない」と述べ、米国はグローバリズムを拒絶すると明言した。

対外援助については、米国が現在、厳格な審査を行っているとし、今後は「友好国」だけを支援していくと表明。他国が防衛支出で「公平な金額」を負担するよう望むと訴え、今後は国連の平和維持活動(PKO)予算の25%以下しか負担しないと述べた。

トランプ氏はさらに、イランやベネズエラなどの政府を批判。パレスチナ・イスラエル問題については、米国が「原則あるリアリズム政策」を実施すると述べた。

朝鮮半島問題では、朝鮮最高指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏との会談では大きな成果があったが、やるべきことはまだ多く残っていると表明。朝鮮半島の非核化が実現するまで朝鮮に対する制裁を維持すると明言した。

複数の米メディアの報道によると、トランプ氏の演説中、総会に出席した多くの代表者は首を横に振ったり、眉をひそめたりしていたという。トランプ氏は演説を終えると「形式的で冷ややかな拍手」の中、降壇した。

トランプ氏が国連総会の一般討論演説を行うのは、今回が就任後2回目。昨年9月19日に国連で初めて行った演説では、朝鮮とイランを糾弾した他、「米国第一」の理念を表明し、多くの出席者から疑問の声が上がった。

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