３０日、「雪竜」号上で中国国旗と調査隊旗を掲げる中国第９次北極科学調査隊。（新華社記者／申鋮）
【新華社雪竜号７月３１日】中国第９次北極科学調査隊が乗った科学調査船「雪竜」号は北京時間３０日午前６時、北緯６６度３４分、西経１６９度１０分から北極圏に入った。
調査隊は２０日に「雪竜」で上海を出発し、２カ月余りに及ぶ科学調査を開始した。
調査隊の朱建鋼隊長によると、調査隊は２８日、ベーリング海の公海水域を航行中に水中グライダー「海翼」の潜水作業に成功した。中国が自主開発した水中グライダーのベーリング海での潜水、および北極科学調査での使用は今回が初めて。調査隊はこの他、海洋気象、海洋水文、海洋環境の放射性同位体など、さまざまな観測活動も行い、大量の観測データを得た。
「雪竜」は引き続き、計画に基づき北極圏内の公海水域で総合調査や海氷ステーション総合作業などを行い、中国の極地事業化システム建設を推進する。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
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調査隊の朱建鋼隊長によると、調査隊は２８日、ベーリング海の公海水域を航行中に水中グライダー「海翼」の潜水作業に成功した。中国が自主開発した水中グライダーのベーリング海での潜水、および北極科学調査での使用は今回が初めて。調査隊はこの他、海洋気象、海洋水文、海洋環境の放射性同位体など、さまざまな観測活動も行い、大量の観測データを得た。
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