17日、黒竜江省ハルビン市の黒竜江東北虎林園でじゃれ合うアムールトラの子ども。
今年は中国が天然林資源保護プロジェクトを実施して20年、東北虎(アムールトラ)の人工飼育繁殖基地を設立して32年になる。東北森林地域の生態系の回復とアムールトラの人工飼育保護は順調に進展し続けており、アムールトラが王者として野生に「帰還」するのもそれほど遠いことではないだろう。
記者は29日の第8回「世界トラの日」に先立ち、世界最大のアムールトラ人工飼育繁殖拠点を訪問。人とトラの間で結ばれた絆の深さ、トラを育てることの大変さを感じた。中国横道河子ネコ科動物飼育繁殖センターの許魯主任は「これはまさに我々が30数年間追い求めてきた夢だ」と述べた。(新華社記者/曹霁陽)