19日、黒竜江省梅林市の横道河子東北虎林園で獲物捕食のチャンスを伺うアムールトラの群れ。
今年は中国が天然林資源保護プロジェクトを実施して20年、東北虎(アムールトラ)の人工飼育繁殖基地を設立して32年になる。東北森林地域の生態系の回復とアムールトラの人工飼育保護は順調に進展し続けており、アムールトラが王者として野生に「帰還」するのもそれほど遠いことではないだろう。
記者は29日の第8回「世界トラの日」に先立ち、世界最大のアムールトラ人工飼育繁殖拠点を訪問。人とトラの間で結ばれた絆の深さ、トラを育てることの大変さを感じた。中国横道河子ネコ科動物飼育繁殖センターの許魯主任は「これはまさに我々が30数年間追い求めてきた夢だ」と述べた。(新華社記者/曹霁陽)