中国の砂漠化対策の「武器」として効果を発揮している菌草は、現在南太平洋の島国フィジーでも定着し、次々と成果を生み出している。菌草とは食用や薬用の培地で栽培される草本植物のことで、木や木くずの中で成長する一般的な菌類とは異なる。中国福建農林大学の林占熺教授が1980年代、食用や薬用の菌類を使って「草を木の代わりに」栽培する技術を開発。その後、菌草は中国の乾燥砂漠地帯だけでなく、フィジーやルワンダ、レソトなど多くの国々に広まり、現地の発展を支えている。(新華社記者/張永興)
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