【新華社北京2月1日】旧暦の酉年最後の満月となる31日、中国大半の地域で皆既月食が観測され「赤銅色の月」が夜空を飾った。
北京天文館は、皆既月食が5時間程度続くと説明した。太陽と地球、月が一直線に並ぶと、月が完全に地球の本影に入り、皆既月食が起こる。太陽光が地球の大気によって屈折、散乱されるため、影になった月が暗い赤「赤銅色の月」に見える。
皆既月食は19時48分(中国時間)に部分食が始まり、20時51分に皆既食となり22時08分まで続いた。23時12分に終わるまでの計1時間17分の間、美しい「赤銅色の月」が観測された。
今回は月が地球の近地点にあり、通常の月よりも大きく明るいため、観測に有利となった。 皆既月食が観測されるのは2015年9月28日以来。次回は今年の7月28日だが皆既食になる前に月が沈んでしまうという。
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