12月10日、福安市渓潭鎮洪口村の黒砂糖工場で、鉄製のくまで型の道具を使って冷めた黒砂糖の板を切り分ける作業員。(新華社記者/魏培全)
黒砂糖は福建省福安市の春節には必須の食品の1つである。古典的な手作りによる製糖方法は伝統的な物理方式を用い、サトウキビを直接圧搾してサトウキビの汁を搾り出し、鍋に入れて加熱しながらかき混ぜ続け、水分が蒸発することでシロップとなる。このうちシロップを煮詰める過程がきわめて重要で、6つの製造プロセスを必要とし、約4時間かかる。作業の過程ではまた、作業員が休むことなくかき混ぜ、残留物をろ過しなければならない。記者はこのほど、福安市の黒砂糖手作り工場を訪れ、古典的な手造りによる黒砂糖製造工法を見学した。