【新華社北京10月23日】「今日の中国は世界経済にしっかりと溶け込んでいる」と、上海米国商会のKenneth Jarrett会長は10月21日に上海でこう述べた。米国へ留学に行く中国人は増え続けている一方、中国にやってきてキャリアアップのチャンスを探る米国人も後を絶たない。中国新聞網が伝えた。
フォーブス中国と外聯出国顧問集団が共同で作成した『2018国際人材移動と資産配分すう勢』と題したレポートは同日、上海で初めて公開された。国際人材移動において、「中国の吸引力」が日増しに強まることは注目を浴びている。
同レポートによると、「中国の吸引力」は国際人材移動の構造を日増しに変化させている。最大の留学生輸出国として、中国は今、留学生の帰国ブームを迎えつつある。北京、上海、広州、深センという従来の「一線」都市および武漢、重慶など新たな「一線」都市は、世界から人材を引き付ける人気都市になっている。
中国与全球化智庫の創設者である王輝耀氏によると、中国は今、「世界人材移動の循環」に入っており、当面、中国に流れ込んだ国際的人材が留学帰国者や華僑、華人を中心としているが、外国人がキャリアアップを目指して中国にやってくるのは今後十年間、二十年間の新たな動向になるとみられている。
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