【新華社北京10月20日】中国工業情報化部の苗圩部長は19日北京で、中国は世界一の製造大国とネットワーク大国の座を君臨していると語った。工業情報化部が19日に公表した資料によると、中国のモバイル決済取引規模は81兆元(人民元、以下同)を超えており、世界の首位に輝いていることが、分かった。中国新聞網が伝えた。
苗圩部長によると、総合的な実力から見ると、中国の工業と通信業は安定化を維持し、世界一の製造大国とネットワーク大国の地位を保っている。革新能力を見ても、中国が航空・宇宙利用、ハイテク設備、高性能計算、次世代モバイル通信といった分野において、飛躍的な進展を遂げている。構造の最適化から見ると、戦略性新興産業、先進製造業の伸び率は、いずれも工業全体を上回っている。情報化と工業化の融合に関して、スマート製造の発展レベルは明らかに向上し、5G(第5世代移動通信)に対する研究開発が、さらに加速している。
また、苗圩部長は、「インターネットにおける進展は、シェア自転車やスマホ決済など新たなアプリを数多く生み出しており、これからインターネット回線速度の向上と接続料金の引き下げを加速させ、デジタル経済の発展に助力し、消費者にこうした発展の成果をさらに分かちあわせる」との見解を示した。
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