カナダ紙「The Vancouver Sun」は先日、カナダが2014年に「10年ビザ」を開始して以来、300万人近くに発給され、うち中国大陸からの住民が半分近くを占めると報じた。
記事によると、カナダの10年ビザは特に中国人を惹きつけ、140万人以上の大陸中国人が同ビザを受給している。それ以外ではインド人が71万人、ブラジル人が27万人、フィリピン人が14万人となっている。10年ビザ保有者は毎回最長で半年間、カナダに留まることができる。
アナリストは、10年ビザはカナダの観光業を大いに刺激しており、主要国からカナダを訪れる観光客の数が激増していると分析する。2016年、カナダを訪れる中国人観光客数は前年比で23%増だった。カナダ政府の統計によると、カナダを訪れる大陸中国人観光客数は毎年カナダで10億ドルを消費している。カナダを訪れる海外観光客の国籍のうち、中国は三番目に多い国になっている。1位と2位であるアメリカとイギリスとの差はわずかだ。
(チャイナネット)
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