新華網北京8月10日(記者/董瑞豊)中国科学院傘下の遥感・数字地球研究院(リモートセンシング・デジタルアース)が9日明らかにしたところによると、四川省九寨溝で発生したマグニチュード7.0の地震前後のリモートセンシング衛星画像を比較、評価した結果、科学研究者は、震源地付近のショウ扎鎮の建物には目立った倒壊や損壊は見られないが、同鎮周辺と観光地で地滑りが多発していることを発見した。観測地区内では、複数の地滑りと地滑りの危険性のある箇所が見つかっている。
8日にM7.0の地震が発生した後、同研究院は当日の夜直ちに災害緊急対応策を講じ、地震前の過去のデータ照会と地震後のデータのプログラミングと収集などの一連の災害緊急観測対応業務を展開した。同時に、国内外の衛星機関と積極的に連絡を取り、緊急データプログラミングの申請を提出して、科学研究者が直ちに国内の衛星データを取得し、災害評価業務を迅速に展開できるようにした。
(新華社より)
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