商務部(商務省)対外貿易司の責任者はこのほど、今年第1四半期(1~3月)の外資導入の状況について説明した。
2017年1~3月に、全国で新たに設立された外資系企業は6383社に上り、前年同期比7.2%増加した。実行ベース外資誘致額は2265億1千万元(1元は約15.9円)に上り、同1%増加した。3月の外資系企業新規設立数は2523社で同1.5%減少し、実行ベース外資誘致額は878億3千万元で同6.7%増加した。同責任者は、「1~3月の全国の外資誘致状況には次のような特徴がある」として、次のように述べた。
同責任者によると、「産業分布をみると、1~3月には、サービス業の実行ベース外資誘致額が1653億8千万元に達し、同7.1%増加し、外資誘致全体に占める割合は73%に達した。ハイテクサービス産業の実行ベース外資誘致額は286億9千万元で、同12.4%増加した。製造業は594億6千万元で、外資誘致全体に占める割合は26.3%だった」という。
また同責任者によれば、「投資の提供者をみると、主要国・地域から中国への投資は全体として安定を保った。1~3月の対中投資額の上位10ヶ国・地域(実行ベース外資誘致額で算定)からの投資額は総額2140億3千万元に上り、全国の実行ベース外資誘致額全体の94.7%を占め、同1.1%増加した。このうち、香港地区からの投資は同19.2%増加し、台湾地区は同65.8%増加、欧州連合(EU)28ヶ国は同11.2%増加だった」という。
(人民網日本語版)
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