清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)に合わせて2-4日が3連休となった中国。中国のレンタカー大手・神州租車の分析によると、高速道路が無料開放されたほか、ガソリンが最近大幅に値下げとなったのを背景に、レンタカーで家族で行楽に出かけた人の割合が明らかに増加した。連休中、短期レンタルの利用者が普段より39%増加し、北京に至っては稼働率が98%に達した。北京晩報が報じた。
ビッグデータによると、3月中旬からレンタカーの利用者が急増し、週末には利用者が激増。清明節に合わせた3連休にその数字はピークに達した。神州租車(北京支店)の関連の担当者によると、中国南方地方の都市では、墓参りのためにレンタカーを利用する人が多いのに対して、北京ではピクニックに出かけるために利用する人がメイン。平谷区の桃の花、鳳凰嶺自然風景区のアンズ、懷柔区の幽谷神潭自然風景区のモクレンなどを見に行くのが特に人気だ。北京の山地の花は咲いている期間が比較的長く、今月末でも美しい花を見ることができる。そのため、今後も週末になるとレンタカーを利用する人が増えると見込まれている。
統計によると、最も人気の車種は上海GMの高級ミニバン・GL8、フォルクスワーゲンのSUV・途観も大人気だ。フォルクスワーゲンの朗逸などのサブコンパクトカーも人気となっている。花々が美しく咲き誇る4月のレンタカー利用者は、男性より女性のほうが多くなる。
(人民網日本語版)
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