:
総合:友誼を伝え 共に協力をはかる――習近平主席の署名入りの文章が欧州で熱い議論を引き起こし
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-04-05 16:16:48 | 新華網 | 編集: 王珊寧

  新華網北京4月5日 3日の早朝、フィンランド女性起業家、シーリック(音訳)氏は『ヘルシンキタイムズ』(Helsinki Times)に掲載された中国の習近平国家主席の署名入りの文章を読んだ。習主席は署名入りの文章で「今年はフィンランド独立100周年記念に当たり、私はフィンランド人民と喜びの気持ち分かち合えてとても嬉しい」と言及しており、それが彼女に「とても親しみを感じさせた」。

  かつて何度も中国を訪れたことがあるシーリック氏は「習主席の文章は印象深く、その文章はフィンランドと中国の友誼に着目するだけでなく、同時に欧中関係と協力及び世界平和と繁栄に対する意義も重視している。」と述べている。

  フィンランド共和国への公式訪問を前に、習近平国家主席はフィンランドの『ヘルシンキタイムズ』 に『歴史的友誼を越えて』と題する署名入りの文章を発表した。習主席は文章の中でフィンランド人民が成し遂げた歴史的成果に称賛の意を示し、フィンランドに対し中国の互恵協力の展開と共同発展を図るという誠実な願いを伝えた。

  医療機器の開発の仕事に従事するフィンランド人のアーティスト・ラトエニン(音訳)氏は署名入りの文章を初めから終わりまで何回も通読した。ラトエニン氏は記者に「私は中国がフィンランドという国の状況や歴史に対し多くの研究をしてきたことを意識し、そのことが私を非常に感動させた。」と述べていた。

  ラトエニン氏は、「私は人類にはいずれも共通性があり、私たちが好み、大切にするものは通じ合う一面を持っていると思います。習主席がフィンランドに対し愛情に満ちた気持ちを持ち、両国人民が友好往来の中で共に行ってきた努力を賞賛したことに、私は喜びを感じます。もちろん、今後私たちにはやるべきことがまだたくさんありますが、両国の往来のプロセスに参与できることを望んでおり、フィンランドと中国の協力の見通しが非常に明るい。」と述べている。

 『ヘルシンキタイムズ』の編集長、アレクシス・クローゼ(音訳)氏は、「習主席は文章の中で、中国とフィンランドには経済の優位性が相互に補完し合い、協力が互恵・ウィンウィンをもたらすという顕著な特徴があると言及している。」と述べている。クローゼ氏はこれに対し、今回の訪問後、フィンランド人は両国の間でより多くの協力や提案が行われ、またより多くの合弁企業が設立されるよう期待しているとの見方を示した。クローゼ氏は、欧州連合(EU)の経済の全体的な低迷といったいくつかの要因により、ここ数年フィンランドの経済発展が思わしくないので、フィンランド人は中国のような国と一層多くの経済協力を展開できるよう望んでいると述べた。

  ノルウェー・オスロ国際平和研究所のStein T• nnesson教授は次のように語っている。習主席が署名入りの文章の中で中国・フィンランドの協力について言及しただけでなく、中国が北欧地域全体との協力を望んでいると強調していたことに気づいている。習主席のフィンランド訪問は北欧地域にとって非常に重大な意義がある。

  ベルギー・ブリュッセル自由大学中国・欧州問題研究院の宋新寧院長は次のようにみなしている。習主席のフィンランド訪問は、中国・フィンランド関係にとって重大な意義があるだけでなく、中欧関係にとっても重大な意義がある。習主席が署名入りの文章の中で中国と北欧諸国における「サブ地域の協力」コンセプトについて提起したことは、中欧関係に対する有益な補充であり、中欧関係に新たな原動力を与えるだろう。

  宋新寧院長から見ると、今年、中欧の指導者は頻繁に会合を行う。これは中欧関係がすでに深い発展の追い越し車線に入ったことを明らかにしている。(参加記者:李驥志、梁有昶、付一鳴、潘革平)

 

  (新華社より)

 

関連記事:

習近平主席、ヘルシンキに到着し、フィンランド共和国への公式訪問を始め

新華網日本語

総合:友誼を伝え 共に協力をはかる――習近平主席の署名入りの文章が欧州で熱い議論を引き起こし

新華網日本語 2017-04-05 16:16:48

  新華網北京4月5日 3日の早朝、フィンランド女性起業家、シーリック(音訳)氏は『ヘルシンキタイムズ』(Helsinki Times)に掲載された中国の習近平国家主席の署名入りの文章を読んだ。習主席は署名入りの文章で「今年はフィンランド独立100周年記念に当たり、私はフィンランド人民と喜びの気持ち分かち合えてとても嬉しい」と言及しており、それが彼女に「とても親しみを感じさせた」。

  かつて何度も中国を訪れたことがあるシーリック氏は「習主席の文章は印象深く、その文章はフィンランドと中国の友誼に着目するだけでなく、同時に欧中関係と協力及び世界平和と繁栄に対する意義も重視している。」と述べている。

  フィンランド共和国への公式訪問を前に、習近平国家主席はフィンランドの『ヘルシンキタイムズ』 に『歴史的友誼を越えて』と題する署名入りの文章を発表した。習主席は文章の中でフィンランド人民が成し遂げた歴史的成果に称賛の意を示し、フィンランドに対し中国の互恵協力の展開と共同発展を図るという誠実な願いを伝えた。

  医療機器の開発の仕事に従事するフィンランド人のアーティスト・ラトエニン(音訳)氏は署名入りの文章を初めから終わりまで何回も通読した。ラトエニン氏は記者に「私は中国がフィンランドという国の状況や歴史に対し多くの研究をしてきたことを意識し、そのことが私を非常に感動させた。」と述べていた。

  ラトエニン氏は、「私は人類にはいずれも共通性があり、私たちが好み、大切にするものは通じ合う一面を持っていると思います。習主席がフィンランドに対し愛情に満ちた気持ちを持ち、両国人民が友好往来の中で共に行ってきた努力を賞賛したことに、私は喜びを感じます。もちろん、今後私たちにはやるべきことがまだたくさんありますが、両国の往来のプロセスに参与できることを望んでおり、フィンランドと中国の協力の見通しが非常に明るい。」と述べている。

 『ヘルシンキタイムズ』の編集長、アレクシス・クローゼ(音訳)氏は、「習主席は文章の中で、中国とフィンランドには経済の優位性が相互に補完し合い、協力が互恵・ウィンウィンをもたらすという顕著な特徴があると言及している。」と述べている。クローゼ氏はこれに対し、今回の訪問後、フィンランド人は両国の間でより多くの協力や提案が行われ、またより多くの合弁企業が設立されるよう期待しているとの見方を示した。クローゼ氏は、欧州連合(EU)の経済の全体的な低迷といったいくつかの要因により、ここ数年フィンランドの経済発展が思わしくないので、フィンランド人は中国のような国と一層多くの経済協力を展開できるよう望んでいると述べた。

  ノルウェー・オスロ国際平和研究所のStein T• nnesson教授は次のように語っている。習主席が署名入りの文章の中で中国・フィンランドの協力について言及しただけでなく、中国が北欧地域全体との協力を望んでいると強調していたことに気づいている。習主席のフィンランド訪問は北欧地域にとって非常に重大な意義がある。

  ベルギー・ブリュッセル自由大学中国・欧州問題研究院の宋新寧院長は次のようにみなしている。習主席のフィンランド訪問は、中国・フィンランド関係にとって重大な意義があるだけでなく、中欧関係にとっても重大な意義がある。習主席が署名入りの文章の中で中国と北欧諸国における「サブ地域の協力」コンセプトについて提起したことは、中欧関係に対する有益な補充であり、中欧関係に新たな原動力を与えるだろう。

  宋新寧院長から見ると、今年、中欧の指導者は頻繁に会合を行う。これは中欧関係がすでに深い発展の追い越し車線に入ったことを明らかにしている。(参加記者:李驥志、梁有昶、付一鳴、潘革平)

 

  (新華社より)

 

関連記事:

習近平主席、ヘルシンキに到着し、フィンランド共和国への公式訪問を始め

010020030360000000000000011100381361846241