習近平国家主席は4日からフィンランドへの公式訪問を始めます。フィンランド各界は今回の訪問は、フィンランド・中国の二国間関係がさらに発展する上での新しいきっかけになることを大きく期待しています。
フィンランドで自国の会社や企業の海外進出と、外国の会社のフィンランドにおける投資促進を担当する政府機関「貿易・投資・観光促進総署」のマルコ副総裁は、今回の習主席の訪問に高い期待感を示しています。
マルコ副総裁は「フィンランドの一番の長所はイノベーション力にある。近年、ファーウェイ(華為)など中国の会社が相次いで進出してきているが、その理由はイノベーションを起こす上でのフィンランドの優れたエコシステムにある」と話します。
その上で、「両国の元首会談が非常に重要である。習主席のフィンランド訪問は非常に喜ばしいことだ。フィンランドは小さな国だが、数多くの優位性があり、中国とこれらの長所を分かち合いたい」と表明しました。
なお、現在中国に進出しているフィンランドの会社が400社に上ったのに対して、フィンランドに進出した中国企業は35社となっています。
(中国国際放送局)
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