新華網北京3月8日(記者/陳愛平、許暁青)2007年に「ウーマン・エコノミー」は新語として『中国語言生活状況報告(2006)』に記述され、女性の消費や財テクのニーズをめぐる経済現象を表わした。この10年間に「ウーマン・エコノミー」は消費、観光、医療・美容、職業教育などの各業界と密接に関わる焦点になっている。
通販のアマゾンがこのほど、発表した報告書によると、「女性の購買力の向上と消費ニーズの発展と増加に伴い、女性消費者層の製品品質とブランドに対する要求も高くなっている。国際ブランドは低価格で高品質な商品、女性のニーズに密着したサービス、ショッピング体験を通じて、中国で『ウーマン・エコノミー』の商機を争って奪い合っている。」
データは、「ウーマン」が同様にここ数年、中国の観光市場の重要な駆動力となっていることを示している。
旅行サイト・驢ママ(マは女偏に馬)旅遊網のビッグデータによると、昨年のクリスマスから今年の元旦までの間、欧米のショッピングシーズンやセール時期の到来により、アウトレットなどを含むショッピング旅行の日程を選んだ海外旅行客数(延べ人数)は前年同期比75%増加で、そのうち女性客の占める割合が7割以上に達したという。
ある機関では、中国の「ウーマン・エコノミー」の奮い立ちは、女性の収入の増加及び職場での地位向上によるものだと分析している。上汽通用汽車金融有限責任公司(GMAC)大中華エリアのディレクター、郭秀華氏は、中国ではより多くの女性が仕事の後ビジネス教育を受けることを選択をしており、商学系の大学も女性により多くのビジネス関連の知識を学ぶチャンスを提供できるよう望んでいると紹介している。
(新華社より)
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