シリア問題をめぐる和平協議が23日、ジュネーブで10カ月ぶりに再開しました。シリア和平協議を仲介する国連のデミストゥラ特使は協議再開後の24日、シリア政府と主要反体制派の代表団とそれぞれ会談を行い、和平協議を効果的に推進する方法について意見を提出しました。
シリア政権代表団の団長を務めたジャファリ氏は会談後に、「デミストゥラ特使と向こう数日間の和平協議の形式や、手順などを討議した。デミストゥラ特使が提出した文書の内容について、できるだけ早く検討し、次回の会談で回答する」と表しました。
また、反体制派代表団の団長を務めたハリリ氏は、「デミストゥラ特使との初会合は前向きなものであった。反体制派代表団が最も関心を寄せているのは、過渡期の政権をめぐる交渉の、速やかな開催だ」と示しました。
(中国国際放送局)
関連記事: