新華網ジュネーヴ1月19日 (記者/劉暢 郝薇薇)中国の習近平国家主席は18日、ジュネーヴのパレ・デ・ナシオンでトムソン第71回国連総会議長及びグテーレス国連事務総長と会見し、中国が多国間主義の道を揺るぎなく進み、国連憲章の趣旨と原則を守り、国連が世界平和の維持、共同発展の促進により大きな役割を果たすことを支持すると強調した。
習主席は次のように指摘した。国連は普遍性、代表性、権威的を最も備えた政府間国際組織で、グローバルガバナンスの中で中心的な役割を果たすべきだ。各種の世界的な脅威や課題を前に、多国間主義の道を揺るぎなく進んでいかねばならない。中国は国連憲章に最初に調印した国であり、引き続き国連の事業を堅固に支持し、国連の強固な協力パートナーであり続けていく。
習主席はまた次のように強調した。経済のグローバル化は生産力の発展のための必然的な結果であり客観的なニーズで、歴史の前進という大勢だと言える。経済のグローバル化により上手く適応し、それを着実に導き、管理していくには、経済のグローバル化のプラスの効果を一層多く放出する必要がある。中国が「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想を提唱したのはつまり、各国と発展のチャンスや成果を分かち合うためなのだ。
トムソン議長とグテーレス事務総長は、中国は長期にわたり、気候変動、貧困削減、持続可能な発展、予防外交及び平和維持などの分野でリーダー的役割を積極的に果たしてきた。国連は世界の平和と発展の事業を中国と共に推進し、人類運命共同体の構築という偉大な理想を実現できるよう望んでいるとの見方を示した。
(新華社より)
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