カレンダー「読庫日課」
日めくりカレンダーを毎日めくるのは、神聖な時間の儀式のようだ。紙をめくる音は、明日への美しい期待を呼び起こす。
現在最もよく売れているカレンダーは、安くてシンプルな卓上カレンダーや、職場で作る壁掛けカレンダーではなく、美しいデザインで豊富な内容を含む本のタイプのカレンダーだ。
1冊66元の「故宮日暦」がバカ売れ
淘宝網のページを開くと、「紅楼夢日暦」「生肖日暦」「漢字之美日暦」「毎日読詩日暦」などを見つけることができる。うち定価66元の2017年版「故宮日暦」は、淘宝網の月間販売量だけでも1万1000冊以上に達する。2015年版の販売量は22万冊に達した。
杭州暁風書店の店員、呉暁玲さんは「2015年より、当店でカレンダーの本が売れるようになった。2016年末時点で販売中のカレンダーは12種類で、ほとんどの売れ行きが好調だ。うち最も人気のある2017年版の『故宮日暦』はすでに売り切れている」と述べた。
統計データによると、2015年には本のタイプのカレンダーが16種売られた。2016年は51種に増加。価格は60 100元が一般的で、高いものだと198元にのぼる。