高額でも売れる理由は?
文芸カレンダーは近年人気で、果殻網や読庫などが特色あふれるカレンダーを発売している。定価は一般的な本を大きく上回り、60 100元もするが、好評を博している。
業界関係者は「本のタイプのカレンダーが注目されるのは、デザインが優れ、審美眼をつけてきた人々に迎合しているからだ。またさまざまな世代、特に若い世代向けにコンテンツを深く発掘し、テーマを決めている」と話した。
例えば故宮博物院の「故宮日暦」は毎日、伝統文化を紹介する。果殻網の「物種日暦」は毎日、動植物の知識を教える。博物雑誌の「果蔬志日暦」は毎日、家庭料理を伝授する。カレンダーは多くのイラストや写真により親しみやすいが、文化の中身を持ち、なおかつ現代の隙間時間の学習 読書習慣に上手く合わせている。