5日午前10時、爆竹が鳴る中、和諧号がアモイ北「列車運用所検修庫」を出発した。中鉄六局が建設した「アモイ北列車運用所」が正式に開通した。「アモイ北列車運用所」の開通により、これまでアモイに列車整備ができなかったという問題を解決した。列車は検査をアモイで済ますことができるようになったのだ。これにより、アモイ鉄道の中枢での運営能力を大幅に向上させることができる。増え続ける列車発車の需要を満たし、もうすぐやって来る春節での運行も向上させることができる。
「アモイ北列車運用所」ができるまで、アモイ鉄道の中枢では列車の整備能力がなく、アモイと福建省での列車運行能力に大きな制約があった。今回開通した運用所は、南昌鉄道局内で唯一、3つの整備設備(列車運用所、客車整備所、機関折返し所)を持つ、福建省とその周辺地域で最大の列車運用所である。そのうち列車検査庫は建築面積が42万平米、同時に50以上の列車を保管できる。8本の列車整備ラインがあり、同時に16列車を整備できる。列車所の心臓部といえる場所だ。
アモイ北列車運用所の完成により、アモイ鉄道の中枢で研修できないという時代が終わった。停車している列車ばかりだった状況が改善され、福建省の運行能力向上の大きな支えとなった。これにより、福州=アモイ、龍岩=アモイ、アモイ=深圳、合肥=福州、上海=昆明などの鉄道班は、福州および外省での整備の歴史を終えた。アモイは真の意味で、福建省と周辺地域の交通の中枢となり、毎日225本の列車を走らせることになる。これから始まる春節の安全運行が保障されたも同然である。