最近の調査により、英国の会社員の通勤時間が欧州で最も長いことが明らかになった。バーミンガムなどのイングランド中部の都市の会社員約4割が、毎日2時間以上を通勤に費やしている。これとは対照的に、独ベルリンと仏パリは15%のみとなっている。通勤による消耗が、大半の国の会社員に共通する難題となっている。
英国は2時間
英デイリー メール紙によると、スマホ乗換案内アプリ「Moovit」がユーザーの調査を行った結果、毎日の通勤時間が2時間以上に達するイングランド中部の会社員は38%にのぼり、調査対象となった34都市圏のうち欧州最長となった。
会社員は交通渋滞、電車の遅延、公共交通サービスの「連結ミス」という共通の問題に直面している。ロンドンやイングランド南東部で働く人は、住宅価格が高く遠くに住むしかないと話している。
関連記事: