北京S1線中低速リニア車両の工場で調整テストが行われている様子(撮影・呉宏道)
中車唐山機車車両有限公司が北京初の中低速リニアモーターカーラインS1線向けに研究開発した中低速リニアモーターカー「玲竜号」が16日、河北省唐山市で調整テストを終えて工場から出荷され、道路を運ばれてS1線の石門営車両区間に到着した。これは北京・天津・河北の交通分野での協力における最新の成果だ。S1線は全長10.2キロメートルで、開通すると1号線や6号線などの地下鉄路線からの乗り換えが可能になり、北京西部エリアの高速交通環境を大幅に改善するものと期待される。人民日報海外版が伝えた。
「玲竜号」は編成の両側に制御車を配置した6両編成。車体はアルミ合金で、車幅は広く、最大定員は1302人、最高時速は100キロメートルに達する。
S1線は現在、建設が急ピッチで進められており、来年に試運転が始まる見込みだ。
(人民網日本語版)
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