新華網北京10月24日(新華社記者 柳絲)「一帯一路」構想はカンボジアの国家発展戦略「四角戦略」と連結し、「中国の夢」は「金色のバングラデシュ」の夢と相通じている。習近平国家主席は今回のアジアの旅で、「一帯一路」協力の新しいビジョンを切り開き、「一帯一路」提案がより多くの実りある成果を収めるように推進する。
「一帯一路」構想の最も重要な協力パートナーは周辺国で、主な受益国も周辺国になる。
利益を融合し、運命を共有する。中国の発展の快速列車と乗合車両に乗り、「一帯一路」の枠組みのもとで、協力と発展の道はますます拡大し、これらの周辺諸国から幅広い賛同を得ている。今後5年間に、中国は10兆ドルの製品を輸入し、対外投資額は5,000億ドルを超え、海外に渡航する観光客数は延べ5億人を超えると見込まれる。周辺諸国とシルクロード沿線国は最初の受益国になる。
訪問期間に、習主席は「一帯一路」建設と「ベンガル湾多分野技術経済協力イニシアティブ(BIMSTEC)」関係計画の有機的な連結を推進し、インフラ建設と相互連結を促進し、共同の発展を実現するために努力することを提起した。これにより、「一帯一路」構想がより一層、改善され、BRICKS諸国、さらにはアジアに協力の新しい未来が到来することを予測できる。
ロシア諸民族友好大学のタブロフスキー教授は、予測可能な将来において「一帯一路」はアジアと欧州大陸の広大な空間に前代未聞の変化をもたらし、BRICKS諸国を含む幅広い発展途上国はその中から恩恵を得ると述べた。
「一帯一路」沿線の多くは新興市場国と発展途上国だ。中国とこれらの国はイノベーションの探求と持続可能な発展、貧困撲滅などのニーズに共同で直面しており、世界経済ガバナンスの改善の促進に向けた共通の呼び声もある。
習主席は3年前に、「一帯一路」構想を提起した。3年間の取り組みを経て、「一帯一路」構想は周辺国、さらには世界と一歩ずつ通じ合い、共通の発展の夢に花を咲かせ、実を結んでいる。
(新華社より)
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