ドイツの調査チームは山奥で、生贄に捧げられた少女を発見した。この少女は500年前に氷漬けになった。年齢は13-15歳ほど。あぐらをかいている少女の遺体は、アルゼンチンカトリック大学の実験室に運ばれた。
科学者によると、少女は当時最も高級で華美な服装をし、髪型を美しく整えていた。研究により、胃の中の残留物も、最も高級な食べ物であったことが分かった。
海抜6706メートルの高所で発見された遺体のそばには、母と思しき遺体もあった。しかしこの遺体は自然の法則により、土壌に分解吸収された。古代インカ人には、女性を生贄に捧げる習慣があったという。科学者は少女が、祭祀によって残されたものだと推測している。
不幸なことに、死因は暴力かもしれない。科学者が遺体の頭髪を調べたところ、生贄になった少女は人生最後の1カ月に渡り、大量の酒 アルコール類、さらには毒物を摂取していた可能性があることが分かった。
関連記事: