しかし中国の文化 エンタメ産業が力強く発展する一方で、文化的な影響力の不足という問題が存在している。海外に輸出される多くの中国ドラマは、現地の主流メディアで宣伝されていない。人気ドラマの「琅●榜」であっても、有料チャンネルやゴールデンタイム以外での放送となっている。
同記事によると、中国の文化 エンタメ産業は発展の黄金時代を迎えている。中国政府も文化のソフトパワーがもたらす巨大な文化 経済効果を意識しており、「文化産業構造の改善 アップグレードを推進する」と表明し、未来の国民経済の支柱産業になることを目指している。
万達集団やアリババなどの巨大資本の進出と投資により、中国は海外の最も優秀な制作経験を学び続けることができる。ハード面で、万達集団は積極的に世界市場に進出し、世界四大陸で約1万3000枚のスクリーンを確保している。
13億の人口を擁する巨大市場は、発展の優位性を占めている。発展が始まれば、文化伝播で攻勢をかけ続けることができる。小規模な制作方法や手を伸ばして制作費が回ってくるのを待つというやり方をやめ、専門的かつ標準化された制作フローを身に着け、中国の悠久なる文化と美学を結びつけたオリジナルコンテンツを生み出せば、「文化中国」の未来の発展と伝播は大いに期待できる。
(人民網日本語版)
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