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中国、10歳以下のネットユーザーが2000万人 大きな懸念に
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-09-06 14:04:57 | チャイナネット | 編集: 谢艳

  最近、成都に住む8歳の男児が両親のスマホを盗り、ウィチャット(微信)を通じて6700元のゲーム機を買ったと報道された。これをきっかけに、ネットユーザーの低年齢化現象が再び議論になっている。インターネットは諸刃の剣だ。大きな利便性をもたらすと同時に、暴力やポルノ情報の氾濫や、ネットの安全性といった暗部もある。特に最近は、未成年のネット使用の急速な増加が大きな懸念となっている。

  ネットユーザーの低年齢化は普遍的な現象

  中国インターネット情報センターの最新データによると、2016年6月までに中国のネットユーザー数は7億1000万人に達する。そのうち19歳以下が23%を占める。10歳以下では2059万人で、中国の児童総数の1割となっている。2015年と比較しても10歳以下のネットユーザーの割合が増加している。ネットユーザーの低年齢化が進んでいるのだ。

  今年6月、テンセントが発表した「児童の安全なネット使用の手引き」レポートによると、現在、90%の中国の児童が、日常的にインターネットに接触しており、そのうち都市部の児童のネット使用率は95%近くになっている。初めてネットに接触した年齢は、昨年は5歳が56%を占めていた。

  一方、ネットを使用する子供たちの使用目的は年齢によって異なる。レポートによると、8歳以下の子供がネットを使用する目的は、動画を見たり、物語を聞いたりするためである。小学校高学年や中学生になると、ゲームをしたり、宿題をするための道具として使うことが多くなる。

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新華網日本語

中国、10歳以下のネットユーザーが2000万人 大きな懸念に

新華網日本語 2016-09-06 14:04:57

  最近、成都に住む8歳の男児が両親のスマホを盗り、ウィチャット(微信)を通じて6700元のゲーム機を買ったと報道された。これをきっかけに、ネットユーザーの低年齢化現象が再び議論になっている。インターネットは諸刃の剣だ。大きな利便性をもたらすと同時に、暴力やポルノ情報の氾濫や、ネットの安全性といった暗部もある。特に最近は、未成年のネット使用の急速な増加が大きな懸念となっている。

  ネットユーザーの低年齢化は普遍的な現象

  中国インターネット情報センターの最新データによると、2016年6月までに中国のネットユーザー数は7億1000万人に達する。そのうち19歳以下が23%を占める。10歳以下では2059万人で、中国の児童総数の1割となっている。2015年と比較しても10歳以下のネットユーザーの割合が増加している。ネットユーザーの低年齢化が進んでいるのだ。

  今年6月、テンセントが発表した「児童の安全なネット使用の手引き」レポートによると、現在、90%の中国の児童が、日常的にインターネットに接触しており、そのうち都市部の児童のネット使用率は95%近くになっている。初めてネットに接触した年齢は、昨年は5歳が56%を占めていた。

  一方、ネットを使用する子供たちの使用目的は年齢によって異なる。レポートによると、8歳以下の子供がネットを使用する目的は、動画を見たり、物語を聞いたりするためである。小学校高学年や中学生になると、ゲームをしたり、宿題をするための道具として使うことが多くなる。

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