英国『フィナンシャル・タイムズ』は『習近平氏、中国共産党が現在マルクス主義の本質の根源に回帰しつつあると表明』と題する文章を発表し、『全党の同志は、我々が建設すべきなのは中国の特色のある社会主義であり、他のなんとか主義ではないということをしっかりと記憶しておかねばならない』という演説の内容を引用した。
AP通信は演説の中の「マルクス主義は我々の立党・立国における根本的な指導思想であるので、マルクス主義に背いたり放棄すれば、我々の党は魂を失い、方向を見失うことになるだろう」に関連する表現に注目している。AP通信はこれに対し、習近平氏の演説はそのイデオロギー上の規律をいかに強化するか、党の紀律と党の規約をいかに守るかなどの仕事に対する十分な重視を伝えていると評価した。
ロシア・インタファクス通信は「ここ数年習近平氏の指導のもと、党内や政府機関、軍隊では広範な反腐敗闘争を展開し、中国共産党に対する人民の自信を強化し、改革を一層促進させた。」と伝えている。
シンガポール『聨合早報』は文章を発表し、これはフィリピンが提起した南中国海仲裁案への返答だといえる。習近平氏はこのような重大な場で国内の民衆に向けて声を上げ、中国が断固として自らの発展の道を歩んでいくと表明したと指摘する。
ポーランドのサイト「Sputniknews」は演説の中の軍改革に関する内容について報じた。報道は習近平氏の次の談話を引用して、「経済建設と国防建設を統一し、軍隊の革命化・現代化・正規化建設を全面的に強化せねばならない」、「党の指揮に従い、勝利することができ、 作風が優良な人民の軍隊建設に努める」と伝えている。(参加記者:王昊、鄭斌、陳進、林惠芬、庄北寧、季偉、吉黎、鄧茜、施建国、馬玉潔)
(新華社より)
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