中国の習近平国家主席が6月23日、ウズベキスタンのタシケントでロシアのプーチン大統領、モンゴル国のエルベグドルジ大統領と中露蒙3カ国元首の第3回会合を行った。習近平主席が会合を主宰した。新華社記者 李涛 撮
新華網タシケント6月24日(記者/霍小光、李建敏)23日、習近平国家主席はタシケントでロシアのプーチン大統領、モンゴル国のエルベグドルジ大統領と中露蒙三国の第3回元首会合を行った。習主席が会合を主宰した。
習近平主席は次のように指摘した。中国側は三方の協力の勢いに対して満足している。我々は中国側のシルクロード経済ベルトの建設、ロシア側の発展戦略、特に欧州とアジアを跨ぐ大通路の建設、モンゴル国側の「草原の道」の提案のドッキングという全体の脈絡を引き続きめぐって、三方の全面的協力を積極的に推進していかねばならない。
習主席は、三方は上海協力機構の枠組内の協力を拡大し、『上海協力機構の2025年までの発展戦略』の「開放とパートナーシップ政策」などに関する協力事項を共同で実行し、トランジット(越境)輸送、食料安全保障.、防災・減災、エネルギーといった重点分野における協力を深めるべきだと強調した。
プーチン大統領は、ロシア側は三方が達成した協力合意に取り組み、中国、モンゴル国と共に交通輸送、インフラ建設を着実に実行し、国境の口岸(通関地点)の手続きの簡素化を加速して、地域経済一体化のプロセスを推し進めていくと表明した。
エルベグドルジ大統領は、モンゴル国側は中露と共に、交通インフラの整備を推進し、国境地域の経済協力を強化していきたい。モンゴル国側は中露と農業、災害救済・減災などの分野における協力を強化することを望んでいると表明した。
(新華社より)
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