新華社記者 劉続 撮影
中国中鉄株式有限公司5局集団の機関車が16日午後、上海ー昆明高速鉄道における貴陽ターミナルプロジェクトとしての最終工程となる500メートルの長尺レールを無事に聖泉特大橋に敷設すると、8年に及ぶ段階的な建設、部分的に開通、運行していた同高速鉄道のレール敷設工事は全線完了した。これにより、年末の全線開通に向け確たる基礎を築いた。同高速鉄道は中国における「中長期鉄道網計画」に定められた高速旅客輸送通路の1つで、上海―杭州旅客輸送専用路線、杭州ー長沙旅客輸送専用路線、長沙ー昆明旅客輸送専用路線によって構成され、上海、杭州、南昌、長沙、貴陽、昆明の6つの省都、直轄市を経由する鉄道の総延長は2266キロ、設定速度は350キロだ。中国東西方向の線路の中で最も長く、最も多くの省(市)を通過する高速鉄道で、開通後は上海から昆明まで元々20時間以上かかっていた時間は8時間に縮まる見込みだ。新華網が伝えた。